魚について今日は書いてみようと思います。
僕は、大学生4年生です。 なので、4月からは研究室配属があり、もうすでに研究室での生活は始まっています。 研究室は自分でいろいろと周り、研究している内容、研究室の雰囲気等で決めることができます。 僕は、魚が好き(というか今現在一番魚が身近、魚一本が好きというか自然そのものが好きです)なので、魚の研究している研究室を希望しました。そして、今現在その研究室での研究が始まりました。 そこで、少しずつですが魚について勉強する必要があります。そんな中、自分で勉強してこれは興味深いと思ったことをこのブログで紹介できたらなと思います。 ふ~ん、そうなんだ~、程度に見ていただけたら結構です。 今日は、魚の逃避行動について少しだけ書いてみたいと思います。 ふっと水槽の横を通ると、魚はすばやく逃げますよね?音を立ててもものすごい速さでくるりと身をひるがえし、反対の方向へと逃げていきます。 あのすばやさどこから来ていると思いますか?? 実は、視覚はもちろん、聴覚、側線感覚をたよりに反応しています。 その中で主に聴覚をたより逃避運動を起こしているそうです。魚にも聴覚はあるそうですよ!ちゃんと音を聞いているのです。 聴覚に優れている種類の魚もいまして、例としてはコイ、フナ、ナマズ、アブラハヤなどがいます。 こいつらは音などにより発生する頭蓋骨の振動に加えて、浮き袋でも振動を感知して逃避行動を起こします。 ちなみに、人間は外耳・中耳・内耳というものがありますが、魚には内耳しかないそうです。 ここからは少し難しいかもしれません(^^;)読み飛ばした方がいいかもしれません。。 視覚、聴覚、側線感覚からの情報を受け取る特殊な細胞があります。名前は、マウスナー細胞。 マウスナー細胞は逃避運動の時にだけ興奮し、すばやく筋肉を動かします。 マウスナー細胞の軸索は反対側の脊髄へと伸びています。 もし、魚の左側に物が落ちてきた場合を考えてみましょう。 物を魚が感知すると、その興奮はまずマウスナー細胞へと伝えられます。 マウスナー細胞で活動電位が発生すると、その興奮は反対側の脊髄へと伝えられ、反対側の胴体を支配する運動ニューロンが一斉に興奮し、筋肉が収縮します。 一方で、同側の筋肉の活動は抑制されます、 そのことにより、魚は体を物が落ちてきた方向とは反対の方向、つまり右側へと進むことができるそうです。 とまぁ、こんな感じで自分で勉強したことを思い出すという意味も込めてちょくちょく書いていこうかなと思います。
by kmtm5287
| 2011-04-14 22:48
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